【このページ内でのリンク】 広告メディアツールとしての活用と効果
店内や店外に設置したデジタルサイネージは、広告メディアとして活用することができます。
掲載料を設定して、広告主を募集することで、新しい収益を生み出す武器になります。
デジタルサイネージ先進国・アメリカでは、もはやデジタルサイネージは広告媒体として一般的で、
自店舗の設置場所や顧客の特性を活かした、広告主の募集と出稿が盛んです。
デジタルサイネージ広告は、広告主にとっても非常に魅力的なメディアです。
それは、「商品に一番近い場所(陳列棚など)で100%見られる広告」を実現することが可能だからです。
TV広告と違い、買物中の消費者に対してダイレクトにアピールできる点が、大きな特長です。
また、デジタルサイネージは、その設置場所という地域性から、視聴者ターゲットをある程度予測することができるため、
TV広告のような「不特定多数に対するアプローチ」ではなく、「セグメントされたターゲットへのアプローチ」が可能である点も注目を浴びています。
Forrester Network社の調査によると、アメリカにおいて、
「TV広告費を削ってデジタルサイネージ広告に切り替えたい」という広告主は全体の54%にもおよぶそうです。
今後5年以内にデジタルサイネージ広告は、市場規模でTVを追い抜くという予測も、絵空事ではなくなってきています。
実際、米最大のデジタルサイネージ放送網であるウォルマートでは、全国6000店舗に4週間で2億5000万人が来店して広告を目にする計算で、
実に全米人口の8割にリーチできる巨大メディアとなっています。
デジタルサイネージの特長の一つが、「人が集まる場所は全てメディアにできる」点です。
この特長を最大限活かし、最近では、様々なスタイルのデジタルサイネージ広告が生まれてきています。
例えば、アメリカでは、タクシーの屋根に32型ディスプレイを設置したデジタルサイネージが注目を集めていたり、
バー店舗だけにサイネージ網を築いた企業も出てきています。
日本でも、「匂いを出すデジタルサイネージ」や「顔認証デジタルサイネージ」など、次々と新しい技術が開発されています。
広告メディアツールとして、デジタルサイネージの利用が効果的な業種です。