【このページ内でのリンク】 小売店・スーパーでの設置場所 小売店・スーパーでの効果予測
小売店・スーパーにおけるデジタルサイネージの設置場所として、商品棚と売り場は絶好のポジションです。
買物中の消費者が、興味のある商品情報を見た後、
すぐに商品を手に取ることができるためです。
また、商品棚や売り場で流す献立情報や産地情報は、
商品を手に取ってもらうための強力なきっかけになります。
何を買おうか思案中の買物客にとって、献立情報は特定の商品を手に取るための大きな理由・動機になるからです。
商品棚や売り場での情報提供は、特に「普段使わない調味料」「やや単価が高めの肉・野菜」に効果的です。
例えば、「XO醤」を単品で買いたがる買物客は限られますが、XO醤を使った料理を食べたい買物客は多数存在します。
その料理の献立を売り場で紹介すれば、食材と一緒にXO醤も売れることになります。
このように、「普段使わない調味料」でも、献立情報を切り口にすると、その調味料を買う理由が買物客に生じるのです。
また、肉・野菜にしても、値段だけで判断されると、単価の高い商品は安い商品と比べて販売数は落ちます。
しかし、産地情報や生産者についての情報を紹介することができれば、その商品の「高くてもそれに代わるメリット」が伝わり、
消費者が買うだけの明確な理由となり得ます。
「国内産」などといった文字だけでは伝わりにくい情報も、デジタルサイネージを使えば、買物客に届けることが可能です。
献立情報は、作り方や使用する食材以外にも、実際に調理している動画などが有効。
「商品へのこだわり」「生産者の顔」
「安心・安全」に関するリアルな情報が有効。
買物中の消費者にダイレクトにアプローチできるため、高い効果が見込める。広告主を募集し、新収益源に。
デジタルサイネージはレジ周辺での設置も効果的です。
長蛇の列となったレジ前の待ち時間、会計中の待ち時間、
袋詰めの時間は、顧客に情報提供を行なうチャンスです。
手持無沙汰な待ち時間や単調な作業中、そこにディスプレイがあれば何となく目をやってしまうものです。
レジ横の「ついで買い」狙いの商品棚も、デジタルサイネージを使うことで更に目立たせ、効果を高めることが可能です。
顧客の帰り際に、カレンダー付きの情報を確実に提供できているかどうかは、非常に重要なポイントです。
買い物を終えた顧客は、次に来店する日を具体的には決めていません。
通常は、「また来週になったら来よう」ぐらいに考えているもので、「次は●月▲日に来よう」などと考えるケースは稀です。
しかし、デジタルサイネージを使い、「次回の特売日」や「月曜日限定!肉の安売り市」などの情報を提供することで、
顧客は、「次は、いつ来たらお得なのか」ということを知ることができます。
これにより、次の来店機会を明確な日付と動機を意識した上で記憶するので、来店の可能性がかなり高くなります。
また、デジタルサイネージを使うことで、特売告知のポスターを紙で印刷する必要がなくなり、コスト削減にもつながります。
翌営業日以降の特売情報、今後のスケジュールを伝えておくことで、次回来店の動機が生まれる。
ポイント還元など、提供しているサービスに関する情報が有効。丁寧な情報提供が顧客満足につながる。
映画情報など、商品以外のCMなども有効。広告主を募集し、新収益源に。
入り口付近での、デジタルサイネージを用いた店舗案内は、非常に効果的です。
単なる店内マップだけではなく、そこに「本日のお得情報」もセットで表示することで、更に効果は高まります。
来店した顧客は、買物前に「どこにお得な商品があるか」を一目で理解できるようになり、顧客満足にもつながります。
また、「今日は肉の特売日」などの店内アナウンスを何度も流す必要がなくなり、コスト削減にも効果的です。
店舗において、来店客が必ず訪れる場所は、入り口です。
このため、入り口付近は誰もが目にする可能性が高く、その分、広告価値も高くなります。
上記で述べたように、入り口に店舗案内を表示することで、
「顧客満足を高めつつ売り場への誘導を図る」、
「チラシとの相乗効果を狙う」などの使い方以外にも、
・「安心・安全へのこだわり」など自社の企業姿勢やPR
・食品メーカー、飲料メーカーによる新商品リリース情報(広告)
などが効果的です。
「今日のお得商品」を入り口で表示することで、顧客はいちいち探す手間が省け、ストレスなく買物ができる。
「どこに何があるか」の情報は、初めて訪れる顧客に親切。お得商品情報とのセット表示で更に効果的に。
誰もが目にする場所だからこそ、自社のこだわりやアピールを見てもらえる。顧客の信頼を得るチャンス。
新商品の広告など、食品メーカー独自の販促活動にも使える。広告主を募集し、新収益源に。
店内で、常に顧客の手元にあるカートは、デジタルサイネージと組み合わせれば、最強のツールになり得ます。
タッチパネル式の小型ディスプレイをカートに備え付けることで、様々な便利機能を顧客に提供することができます。
より快適な買物環境を消費者に提供することで、顧客満足に大きく貢献するだけでなく、他社との差別化もはかれます。
カート設置型デジタルサイネージでの有効なコンテンツとしては、
・売り場、店内案内、本日のお得商品 →どこに何があるかを確認できる
・献立レシピ →何を買えばいいかを提案できる
・計算サービス →今カゴの中はいくらになっているかを確認できる
などがあげられます。
また、コンテンツと連動したテキスト広告や画像広告の表示も効果的です。
デジタルサイネージの特長をいかし、専用のWEBサイトを作成して、そのまま表示するのも上手な活用方法です。
献立情報は、作り方や使用する食材以外にも、実際に調理している動画などが有効。
「どこに何があるか」の情報は、初めて訪れる顧客に親切。お得商品情報とのセット表示で更に効果的に。
「今カゴの中はいくらくらいか」という情報は、買物中の指標になり、顧客満足アップに貢献。
ポイント還元など、提供しているサービスに関する情報が有効。丁寧な情報提供が顧客満足につながる。
たまったポイントはいくらか、今月はどれくらい使ったかなど、会員の履歴が確認できると便利。
「今日のお得商品」を手元で確認できることで、顧客はいちいち探す手間が省け、ストレスなく買物ができる。
新商品の広告など、食品メーカー独自の販促活動にも使える。広告主を募集し、新収益源に。
映画情報など、商品以外のCMなども有効。広告主を募集し、新収益源に。
【デジタルサイネージ導入による効果予測(1)】
1日の来店数2000人のスーパーで、デジタルサイネージを使い、「献立情報とレシピ」を表示(*1)。
来店客の15%(*2)が、献立情報効果により、レシピで紹介した198円の食材を追加購入した場合、
●1日 : 2000人 × 15% × 198円 = 5万9400円 の売上げアップ
●月間 : 5万9400円 × 30日(*3) = 178万2000円 の売上げアップ
●年間 : 178万2000円 × 12ヶ月 = 2138万4000円 の売上げアップ
→ 年間で約2000万円の売上げアップ効果
*1 デジタルサイネージで表示する献立情報は日々更新し、毎日新しいレシピを紹介するものとする
*2 ウォルマートでは、店内設置のデジタルサイネージを見た顧客の15%が表示商品を購入するとの結果がある
*3 月間30営業日として計算(基本的に無休として計算)
【デジタルサイネージ導入による効果予測(2)】
1日の来店数2000人のスーパーで、デジタルサイネージを使い、「高単価の肉・野菜」の産地情報と生産者情報を表示。
来店客の15%が、産地情報効果により、肉・野菜のいずれかで普段より100円高い食材を購入した場合、
●1日 : 2000人 × 15% × 100円 = 3万円 の売上げアップ
●月間 : 3万円 × 30日 = 90万円 の売上げアップ
●年間 : 90万円 × 12ヶ月 = 1080万円 の売上げアップ
→ 年間で約1000万円の売上げアップ効果
【デジタルサイネージ導入による効果予測(3)】
1日の来店数2000人、固定客4000人(*1)のスーパーで、デジタルサイネージを使い、ニッチ商品(*2)を使った献立を表示。
固定客の15%が、献立情報効果により、それまで買わなかった、単価498円の商品を月に2品購入するようになった場合、
●月間 : 4000人 × 15% × 498円 × 2 = 59万7600円 の売上げアップ
●年間 : 59万7600円 × 12ヶ月 = 717万1200円 の売上げアップ
→ 年間で約700万円の売上げアップ効果
*1 固定客が2日に1度来店するとした場合、1日の来店数2000人の店舗の固定客は約4000人
*2 一般的に常用しない調味料・野菜・肉・食品加工物など